保安企画は交通安全施設設計・施工、区画線、路面標示、ガードレール、防護柵、カーブミラー、すべり止め舗装/アスベスト含有塗膜除去/福島県、郡山市
【スタッフブログ】
2023/01/24
こんにちは*゚ ゜゚*☆
昨年から続いている公共工事も、いよいよ竣工に向けラストスパートに入っております。
そんな本日は、道路の区画線の規格値についての投稿です。
みなさん、道路の白線や横断歩道、矢印などの厚みや幅など気にした事はありますか?
実はこれらはすべて規格値が決められていて、竣工時には出来形や品質の検査が必ず行われます。
幅はスケールで計測できますが、では、厚みはどうやって計測するのでしょう?
写真では少し分かりづらいかもしれませんが、施工箇所に金属の板を固定し、この上を施工機械が通過しテストピースを採取します。
そしてノギスを使い、まずは板の厚みを計測。
次に施工部分を計測。
板の厚み=1.0㎜ 施工部分=2.7㎜ よって白線の厚みは1.7㎜となります。
規格値が1.5㎜以上なので、この場合は合格です◎
ちなみに、この厚み(1.5㎜)は10円玉と同じで、ノギスが普及していなかった時代は、検査官がおもむろにポケットから10円玉を出して、区画線の横に置いて、指先の間隔で検査していたそうです(笑)
と、少し横道に逸れましたが、想像以上に奥が深い路面標示、興味がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい♬✧*。
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